NHK時代劇。2015年4月9日~6月18日毎週木曜8時~放送。
老いた前田慶次を藤竜也さんが演じていて、とにかくシブいっ。
派手ではないが、静かな強さ。
チャーミングな前田慶次に目が離せません。
(2024年10月13日現在、ユーネクストで視聴可能)
*料金はご確認ください
キャスト
*全員じゃないです・・。
前田慶次(藤竜也)
戦国時代に「かぶきもの」として名をはせた武将。
老年となり、米沢でひっそり暮らしています。
石田三成の子を自分の子として育てています。
妻の美津(江波杏子)には頭があがらぬようで、妻が金沢から来るとしゃっくりが出てしまう可愛い一面も。
前田新九郎(中村蒼)
慶次の子として育てられます。
子どものころは父に反発していましたが、自分の出自を知ってからは落ち着くようになりました。
前田佐乃(西内まりや)
慶次の娘。
最初は新九郎を兄として慕っていましたが・・。
母ゆずりのなぎなたの腕を持っています。
天徳和尚(伊武雅刀)
慶次の囲碁の相手。
のんきに囲碁を指していると思いきや、実は徳川からの間者です。
又吉(火野正平)
慶次の家の下男。
雫(壇蜜さん)に恋心を抱いてしまうけれど、雫は天徳和尚の手下。
火野さんと壇蜜さんって年が離れていると思うんですけど、違和感がありません。
さすが火野さん。
あらすじ
- 江戸幕府vs上杉家
前田慶次は、石田三成の子を米沢で密かに育てています。
上杉家は関ヶ原の戦い以後、越後から米沢に来た者(越後に帰りたい!派)や、米沢で暮らしていく者(ここで暮らしていく!派)で、まとまらない城内です。
よって、上杉家は江戸幕府から目をつけられています。
前半戦は幕府の忍び・天徳和尚と前田慶次とのあらそいが目玉でした。…囲碁。
囲碁の静かな勝負が、次第に現実のあらそいとなり…。
後半戦は忍びだけでなく、幕府vs上杉家⁉️という厳しい展開になっていきます。
城内の不満をある程度抑えた慶次でしたが、今度どうなる?
第10回放送では慶次は危機一髪!そのとき、妻が・・!?
感想
- 生きるだけ生きたらあとは死ぬだけ
慶次は静と動の人です。
ふだんは花を愛で風流人に見えても、危機の時は強さを発揮します。
緊張感のある殺陣。
又吉が、慶次の強さを説明する場面もあります☺️
関ヶ原の戦いから生き抜いた前田慶次、三成の長男を抱え、江戸時代をどう生きるか。
関ヶ原後の上杉家に焦点をあてた作品を、私は知りません。
とても興味深く拝見しました。
江戸初期を描いた日常。
ゆっくりした部分もありましたが、最後第10~11話が怒濤の展開。
「生きるだけ生きたらあとは死ぬだけ」という慶次の口癖をかみしめつつ、ご覧ください!
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☆ひとりごと☆
前田慶次について、NHK大河ドラマ『利家とまつ』では及川光博さんが演じていました。
若い頃のかぶき者慶次を演じるミッチー、とてもかっこいいですよ。
第37回。
*2024年10月13日現在、配信中
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☆おすすめ☆
又吉役の火野正平さん、自転車で旅する人気番組「にっぽん縦断 こころ旅」
ユーネクストでは2022年分を配信中ですが、期間が決まっているので見たい方は早く~!
詳しくはこちら。
*2024年10月13日現在配信中
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